投票サイト 開設1周年 2021年6月10日 時の記念日

Diary

1年目 約36万票

投票して頂いた方々に感謝致します。

36万票は予想もしていなかった投票総数。当初はシステムトラブルなどを抱えながらなんとか乗り切ってきた1年でした。途中、Twitterアカウントが凍結される出来事もありました。

こんな1年ですが、投票とは別に約2,500ものコメントを頂きました。どこの馬の骨かもわからない誰かが運営している投票サイトが、それなりの評価を得られたのではないかと思うと大変光栄です。

さいごに「いかがでしたか?」「いかがでしたでしょうか?」というブログは結構あります。ちょっとイラッとします。でも、実際にはまとめられている記事を見て、自分でも便利だなと感じている部分もあります。

時間は平等

時間です。この投票サイトの原理原則です。

サイト開設日は「時の記念日 6月10日」に致しました。

「毎日貰える、86,400ドル」、「日本円にして約1,000万円」、あなたは何に使いますか。貯金はできません。

86,400秒は、1日の秒数です。Time is money. 時は金なり。金は時なり。時間を軸にして「投票」を定量的に図ったことは、今までにはないと思います。

この時間という概念がこの投票サイトの核心の部分です。

世論調査・アンケート・インターネット調査は、期限を区切っています。2021年において、電話や郵送だけの調査には意味があるのでしょうか。

一票の格差

よく、一票の格差は違憲かどうか議論されています。最高裁で判決が出ようとも、現実は何も変わっていません。ということは、最高裁によって一票の格差は違憲だと認識されつつも、国会では議論もされず是正もされず。

これでは政治に対して投票率が上がるはずがありません。

政治家が言う「皆さん投票してください」は、政治家が自分に投票してくださいというアピールにしか聞こえません。「皆さん、○○しようじゃありませんか?」は、内輪ウケというものでシラケるもの。

本当に投票率を上げたいと思うのなら、オンライン選挙(ネット選挙)、オンライン投票(ネット投票)をできるように議論するのではないでしょうか。それでも議題に上がらないのは若年層の投票率が上がってほしくないから。

一方で、18歳未満には選挙権は与えられておりません。中学校までが義務教育とすれば、中学校を卒業した15歳以上であっても良いのではないかとさえ思います。

オンライン

2020年から2021年にかけては、新型コロナウィルスによって、リモートワークなどのオンラインがより一層進んだのではないかと思います。

それならば、いち早くオンライン投票できるような仕組みを作ってしまおうと考えました。

スマホの使用率を考えれば「60歳以上」を境に、インターネットの使用率が劇的に変わります。日本は60歳以上の高齢化率において、世界全体を見渡してもダントツ1位です。約30%です。約3人にひとりが高齢者ですから、当然、60歳以上の意見が大きくなってしまいます。

匿名・無期限

オンライン投票を「匿名・無期限」でやってみたら、若年層のほうが手さばきがよく、より若年層の意見を反映させることも可能かもしれない。

現在、人口比率の大きい高齢者の意見に比重が偏っているからこそ、若年層に比重の重きをおける仕組みとして取り入れました。名付けるとすれば、「若年層加重平均投票」といってもいいものかもしれません。

時がたつに連れ、加重平均はなくなっていくと思われます。

問いかけの仕方

  1. ゆるすぎてくだらないもの
  2. 非常にセンシティブなもの
  3. 楽しく熱中できるもの

それぞれに、一般的な問いかけの仕方と、物の見方の角度を変えた問いかけの仕方と、この双方を取り入れています。

「投票をする・意見をする」ということが当たり前になった時、年代の境目なく活発な議論が行われるのではないかと感じています。「批判ばかりする」ことは滑稽な姿だなと思うはずです。

メディア報道

大手メディアの報道による新型コロナウィルス関連のニュースでは、インパクトのあるどちらかのデータで報道されます。

  1. 感染者数
  2. 重症者数
  3. 死者数
  4. 回復者数
  • 感染者数の絶対数を報道し不安を煽ります。
  • どこで感染したかを報道します。
  • 死者数を報道します。
  • ご家族が無言の帰宅を受け入れられないでいます。
  • 検査数は?重症者数は?回復している人はどのくらいいるの?
  • 医療体制が逼迫しています。
  • 不安だから緊急事態宣言出せ。
  • 緊急事態宣言が出たせいで飲食店が。
  • 緊急事態宣言が解除されましたが、蔓延防止措置で時短要請です。
  • 自宅療養の現場です。

感染者数からの重症化率・死亡率・回復率、これらの「相対数」は随分経ってから報道されるようになります。絶対数の報道だけでは、メディアに対する不信感があったように思います。

投票サイトのデータのあり方

「絶対数と相対数の両方」を比較してこそデータとして正しいと考えています。例として、知事支持率の6月10日時点のグラフをご紹介致します。

支持率は重要な指標です。支持率ランキングだけを見ると何となくしか感じませんが、在任期間が異なるとはいえ、支持数と不支持数が人口比とはかけ離れています。
※画像はクリックすると拡大します。スマホでは画面を拡大するか、画像をタップした後に拡大するかして見てください。パソコンでは「Ctrl+スクロール」で拡大縮小して見てください。2021年6月10日時点のデータです。

まず、支持率ランキング

2020年から2021年にかけて新型コロナウィルスへの対応や発言が判断の大きなウェイトを締めていたように思います。

次に、支持数ランキング

相対的な支持率とは裏腹に、支持数が突出している知事がいらっしゃいます。次のグラフに移動します。

そして、不支持数ランキング

支持数も突出していましたが、不支持も突出しています。これは該当する県でなにか会ったんだろうなということが分かります。次のグラフに移動します。

全国一覧

全国一覧は都道府県コード順に一覧として並べてあります。人口が多い都道府県や、注目度の高い知事への投票数が多いことが伺えます。

投票の集中

この4つのグラフを読み解くと「都道府県知事 支持率ランキング」だけでなく、他のランキングも見ると「何があった?」ということは想像できます。コメント欄を一緒に見ていくとさらに理解が深まります。

この投票サイトは、他にも色々なランキング・投票割合・年代別投票数などがリアルタイムで分かります。議題は、政治・社会・経済からスポーツやくだらない話まで各ジャンル取り揃えています。

くだらない社会問題

くだらないと言いつつも、価値観というのは人それぞれです。離婚の原因はなんですか?価値観の相違。よく耳にします。

さいごに

春夏秋冬を振り返り

この1年いかがでしたでしょうか?


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