GCPのロードバランサーを利用した「tokyo2020unofficial.com」の設定です。
ロードバランサーを利用していない「投票2020」の設定はこちらの目次です。
ロードバランサーはランニングコストが高いので一時休止しています。気分次第で記事は更新していきます。
第3回 【WordPress_ロードバランサー】 GCP で WordPress のイメージを作成する。
環境:Debian 9 php 7.0 Apache 2.4.25 MySQL 5.7 Cocoon
目的:ロードバランサー作成の準備です。
ロードバランサーに必要なインスタンスグループを作成するには、この順番が必要不可欠になります。
- 第2回スナップショット
- 第3回イメージ
- 第4回インスタンステンプレート
第5回にSSH認証鍵取得について記載しています。
- 第6回インスタンスグループ
イメージを作成
「GCP」でバックアップした「スナップショット」を元にイメージを作成します。
参考:第2回 【WordPress_ロードバランサー】 GCP で WordPress のバックアップをする。
1.1 イメージ作成画面
- 「メニュー」「Compute Engine」「イメージ」の順にクリック。
1.2 イメージ作成画面へ
- 下記画面、「イメージ作成」をクリックします。
1.3 イメージの作成詳細設定①
- 「名前」:
任意ですが、「スナップショット」と同一が良いです。理由は、スナップショットの数が多くなったとしても、バックアップしたスナップショットの中で、どの「VMインスタンス」が元になっているかがすぐに分かるからです。
- 「ソース」:
「スナップショット」を選択します。
1.4 イメージの作成詳細設定②
- 「ソーススナップショット」:
- 自分が利用したい「スナップショット」(バックアップ時点)を選択します。
1.5 イメージの作成詳細設定③
ロケーションには2種類あります。
- マルチリージョン:アジア太平洋全体
- リージョン:東京リージョンなど単一
- 「スナップショット」で選択したリージョンを選択して「作成」して、次へ進みます。
1.6 イメージの作成完了
イメージ作成は、スナップショットより少し時間がかかります。長いと5分程かかります。スナップショットと違い、差分ではなく、ディスクサイズ丸々するからです。
イメージ作成が終わっているのに、作成中マークが変わらないことが多々あります。マークがいつまで経っても変わらない時はブラウザで更新してみてください。おそらく作成完了していると思います。
- 下記画面でイメージ作成完了です。
イメージ作成の作業時間
- 慣れてしまえば、1分程度で行えます。
1.7 スナップショットとイメージの違い
あくまで、ロードバランサーを扱う上での違いを比較したものです。
スナップショット
- 差分取得で作成:
頻繁にバックアップしても転送量が少くて済みます。
- インスタンステンプレートの作成は不可:
ロードバランサーに必要なインスタンスグループ作成には、インスタンステンプレートが元になります。
イメージ
- 常にフルサイズで作成:
イメージでもバックアップをすることが出来ますが、頻繁にバックアップを作成すると転送量が多くなります。
- インスタンステンプレートの作成が可能:
ロードバランサーに必要なインスタンスグループ作成には、インスタンステンプレートが元になります。
スナップショットとイメージの違いについて、詳しくはクラウドエースという会社のページが参考になると思います。表になっているので、概念が理解しやすいです。

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