2021年今年の漢字候補
今年の漢字 ランキング50
今年も色々ありました。
鬼滅の刃が独占するかと思いきや、今年は波乱含みの1年でした。
ランキングを上から眺めると、1年の総決算となる小説になります。
リアルタイムでランキング表示してます。
あなたは、どの漢字を選択しますか。清水寺で発表されない方ですので、ご注意ください。
個人情報は必要ありませんのでお気軽に。コメントは最下部にあります。
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3. 2021年1月31日時点の投票結果
この投票サイトでは、2020年「密・鬼・渦」の順で1・2・3位が決まりました。
画像はクリックで拡大します。
4. 2020年「1年の総決算」小説
2020年2月1日記載。2020年1月31日時点の投票結果を受けて、だいたい上から順に眺めて書いてみます。
2020年清水寺で発表された漢字と同じ三密の「密」が、この投票サイトでも同様に1位となりました。「三密」密閉・密集・密接の条件が揃う状況が良くないとされました。一密は黄色信号、三密は赤信号と解釈したものの、一密でも良くないという風潮になってしまったことやそれを良しとした政治家も風潮に流されてしまったように思います。ネットの一部では集近閉と揶揄されました。
それでもアニメ鬼滅の刃は映画興行収入1位を塗り替える快挙を成し遂げ、20年近くにわたり首位記録を保持していた千と千尋の神隠しの記録を勢いよく抜き去りました。千と千尋の神隠しは第52回ベルリン国際映画祭で発表される際に「Sento~,Chihi~rono,Kami,kaku,shi」といった感じのメモ書きを読みながら発表されていたことをよく覚えています。英題は「Spirited Away」です。鬼滅の刃は「Demon Slayer」です。漢字とは無関係ですが。
コロナ渦において上映するかどうか映画館は苦しんだことでしょう。制作会社はいろいろな作品の延期を決断したり、映画館で上映することさえ非難されました。だからといって諦めなかった。コロナ渦であっても素晴らしい作品なんだから、コロナ対策をして映画館のスクリーンで上映するべく奔走した裏方の皆さんの努力があってこその賜物ともいえるでしょう。
そこへ飛び込んできたのが皇室の眞子さまと小室圭さんの結婚について、眞子さまが文書で「お気持ち」として「結婚は私達に必要な選択」を発表されたニュースです。国を滅ぼすんじゃないかという異常な勢いとともにTwitterでバズっていくのを目の当たりにしました。以前会見をした小室さん側には税金で警護もついているのでこの投票サイトでも結婚に賛成か、反対か、どちらとも、という投票ページを作りました。投票数1万6000票のうち反対が97.2%となり、他に類を見ない一方的な反対多数という経過を辿っています。
新型コロナの影響によって、緊急事態宣言は3月に発出されましたが、サービス業を営む人々においては刃以外の何物でもありません。緊急事態宣言以前から自粛要請という名の「なかば強制的な要請」をメディア側がしていたことも忘れてはいけないような気がします。それは緊急事態宣言の直後に「緊急事態宣言が発出されたからサービス業が大変厳しい状況にある」という報道に切り替わったからです。
この報道のあり方は、感染の連鎖を食い止めたいが為ではなく、視聴率の為であったことは前後の関係から分かります。それに慌ててしまったのが政権与党なのでしょう。「税金を投入してマスクを配ります」確かにマスクの奪い合いがあり不足はしていたけれど「需要があり供給が追いつかずお金になる商売」は民間に任せれば良いのに政府が主導して配布するとしてしまった。いわゆる「アベノマスク」で安倍総理以外の政権与党の誰もが身につけていなかったマスク。安倍首相は責任を持って首相時代は絶対に身に付けていた。
アベノマスクを身に付けながら国会の議会答弁をしていたのが「桜を見る会」について。与党も与党だけれど、野党も野党。桜を見る会の追求「時間があればコロナもやります」と言っていた。もちろんコロナ感染者の隔離は緩くなり「ダイアモンド・プリンセス」から下船する人達であっても公共交通機関を利用させていた。国民感情とは隔たりがあった。「ARIGATO JAPAN」のライトアップをさせて出港していった「ダイアモンド・プリンセス」の対応で全世界が日本を非難していたけれど、非難していた国々は、火の粉になって降りかかるとは思ってもいなかったのだろう。
その有様を見てみんなが怖くなりステイホーム週間といわれ家で過ごす。地上波でもネットでも感染させた人が悪いという村八分のいじめに合う。「バイオハザード」「ウォーキング・デッド」「スーパーナチュラル」かといったところ。そこでTwitterで安倍総理がくつろぐ動画を公開。批判を受けて当然だろうし、批判ばかりするそんな大人同士が綺麗事を言ったって子供同士のいじめなんかなくならないよ。
桜を見る会に追い打ちをかけるように、河井夫妻の贈収賄事件も明るみに出ていった。とはいいながら、桜を見る会も悪いことだけじゃなかった。普通なら桜が咲いて、雨が降るか、春一番が吹くか。すぐに桜が散るから儚いはず。ところが満開のまま時が過ぎ雪が降った。50年ぶりの桜隠しの雪。日本中でみんな家にいるから近所の桜隠しの雪の写真を撮った。リモートワークでインスタ映えってこのことかと。なんでもかんでも禁止と言われる中でちょっとした素敵な時間を過ごすことができた。
新型コロナに罹患したといっても、自宅療養で。除菌、滅菌、殺菌。とにかくソーシャルディスタンスを保ち離れること。コンビニやスーパーなど身近なところでも足元には「両足マーク」。命を大切にって交通安全運動週間でしか聞いたことがないし、コロナで苦しむのと生活苦で苦しむのとどちらの方が苦しいのかも良く分からなくなった。自分自身も大いに迷った。
迷いに迷っても自分に自身を持っている人がいた。将棋界で史上最年少2冠達成など記録ずくめの藤井聡太さん。10年20年後にも語り継がれる「封じ手8七同飛車成」。羽生さんの「伝説の5二銀」と同じような衝撃。今一度自分の足元を見つめ直して、自分がどのように生活していくかという迷いを拭うきっかけにもなったことは確かなことでした。
過去に疫病が流行した時のペストやスペイン風邪などで先人の人々がどのようにしたのか。最終的に籠もる。もちろんそこには弊害があり、テレビのニュースで子を持つ母親が自ら命を断つことが多くなったと聞く。赤ちゃんが家で泣く。散歩をすれば白い目で見られる。医療に携わる人が赤ちゃんは泣くのが仕事だと言ってくれるだけで助かる母親の命だってあったはずだよ。それが生業ってやつだ。仲間となら連なって闘える。漫画・アニメ・ゲームのヒット作に共通するのは同じことのような気がする。
経済の血液と言われるお金が流れなくなった。大企業が苦しくなる、中小企業が苦しくなる。雇用調整助成金や定額給付金は遅いながらも数ヶ月かけてなんとかこぎつけた。並行して無利子無担保融資が行われるようになった。それまで銀行はマイナス金利で金余りだったから、国が保証してくれるなら融資は渡りに船。普通なら金融経済の金融業から悲鳴が上がってもおかしくないはずなのに、銀行業・証券業ともに声が上がらない。苦しくないということだろう。国民の8割が中小企業や個人であって、無利子無担保融資は売上を先食いして負債となっているということを忘れてしまうとリーマンショックみたいになる。
今の状況は薬頼みの綱渡り。ワクチンが世界を救うかどうか。財務省・経済産業省・経済学者・シンクタンクの人間なら、デフレでもなくインフレでもなくスタグフレーションが起きる可能性があることの警鐘を鳴らす必要もあるんじゃないかとさえ思う。実体経済が崩壊しつつある時でも金融経済を学んできただけだと必要・不要の意味が見えないかもしれない。不要不急の外出は…だけではリスク回避には当たらないんじゃないかと…。今流行している三点リーダ。
2020年には世界が注目するアメリカ大統領選挙がありました。日本でも知事選挙なり、各地で市区町選挙が行われました。さらには愛知県知事リコール署名活動や、第2回大阪都構想住民投票も。どこもかしこも政治腐敗やメディア癒着が蔓延ってしまっているんだなと改めて感じました。この投票サイトのTwitterアカウントも凍結されました。その後、凍結解除できましたけど…半凍結…知らんけど。
まさしく2020年1月に話題になっているワクチンが有効であれば、世界の人々が救われることになるし、2021年に延期された東京五輪も中止されることなく開催されることでしょう。私はこれを書いている時点では「4年スライド派」です。一つ気になっていることとすれば「草」が一般的に流行しているかどうか知りたかったんですが極一部の人だけなんじゃないかと。
休む。コロナで休む。人が木に寄りかかってひと休憩という「やすむ」の読み方より「むしばむ(蝕む)」に近い印象を受けましたし体験しました。自粛要請や緊急事態宣言を受けて下を向くより、新しいことや今まで中途半端にしてきたことに挑戦してみようと思い、集中して勉強してこの投票サイトを公開しました。
落ち込む時があってもなんとか耐え忍んで潜り抜ければ良い思いできるんだ、って声はかけられない。そんな軽々しく、苦しいと思っている人に声はかけられない。普段良く行く居酒屋さんに大丈夫って声はかけられない。逃げるように前を通り過ぎる度に罪悪感しか残らない。だから、自分ができること、今、自分にしかできないこと、やってみた結果がこれです。
2020年初めて知った言葉に「ぬこ」がありました。誰が猫を「ぬこ」と言い始めたのか問い詰めたくなりますが、どんな漢字になるのか教えて頂けないと気になります。
事実は小説より奇なりというけれど、小説だって面白いものは面白い。本を聴くなら…
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